痩せたい方に（ゼニカル・脂肪溶解注射）｜麻布十番皮フ形成外科クリニック

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脂肪溶解、メソセラピーについて

メソセラピー、脂肪溶解注射とは

メソセラピーとは、1952年にフランスのミシュエル・ピストール医師によって開発された治療方法です。
かつてはヨーロッパや南米などで幅広く行われており、その効果が認められて今ではアメリカを経由してこの日本でも次第に一般的になりつつある治療法です。

脂肪を溶かす薬液を、注射を使って脂肪を減らしたい部位の皮下脂肪内に注射することで、肥大した脂肪を縮小させる方法です。主成分はホスファチジルコリンといって、大豆由来のレシチンという体内に含まれるリン脂質の一種です。この成分が脂肪に作用し、溶けた脂肪分が毛細血管から吸収され、結果、尿や便として排出されるのです。
注射した部位は、直後は熱を持ったように熱く感じる事が多いのですが、これは脂肪が薬液によって溶解しているためであり、心配はございません。

メソセラピー、脂肪溶解注射の特徴

治療の傷跡が残らない。
お肌の表面が凸凹にならない。
リバウンドの心配がない。
セルライト除去が可能。
細くしたい部分だけ痩せられます。
皮下脂肪がある部分ならどこでも治療が可能です。

メリット

もっとも大きな利点のひとつは治療の時間です。気になる部分に注射をするだけですので、施術時間は30分～1時間ほどです。また、薬剤が気になる脂肪の部分に浸透して直接働きかけるので、脂肪吸引と比べた場合、凹凸にならないことがあげられます。

注意点

注射のあとが内出血や痛みをともなう事が多少ありますが、3～4日ほどで自然に消失します。人知れずに確実に気になる部位の脂肪をとり、痩せられます。
なお、1回の治療による変化は、見た目はあまり変化が無い様に見えますが、効果が急激に表れないからと言って何度も立て続けに治療を受けることはできません。
また、脂肪の溶解の程度は、個人差が大きいため、誰もが皆同じ効き方をするとは限りません。
1回の治療で行える範囲は、手のひら2枚分ほどです。

施術を受けられない方

大豆アレルギーの方。
妊娠されている方。

そのほか糖尿病・心疾患・腎疾患・高血圧・甲状腺機能亢進症（バセドゥ氏病）の方は治療を受けることが出来ません。

施術後（当日）の注意

ボディクリームは塗らない
電気治療や皮膚刺激になることは行わない
入浴はしない（シャワーはＯＫ）
当日は締め付けるような服は避ける
軽い運動は次の日から可能
飲酒はひかえること

メソポレーション（針を使わない注射）

肥満治療（腹部・臀部などの部分痩せ）

施術時間は40分程度かかりますが、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。施術目安は、セルライト治療（Cell）なら週に1回程度で、脂肪融解併用（フォスファジルコリン）なら2週間に1回程度です。施術を10回程度していただくと効果的です。

薬を飲むだけでダイエット「ゼニカル」

ゼニカルは、摂取した食べ物の脂肪分の30％程度を、脂肪を体に吸収させず体外へ排泄されるようにするものです。

脂肪は、脂肪酸と呼ばれるものが多数連なって大きな塊になっており、食べ物などから摂取した後、そのままでは腸から体内に吸収されません。そのため、脂肪分解酵素「リパーゼ」で小さく分解することで吸収されるようになります。

ゼニカルはここに着目した薬品で、腸内で脂肪を分解されないようリパーゼの働きを抑制するものです。分解されずに腸内に残った脂肪は便と一緒に体外へ排泄されますので、ダイエットに効果があると言うことです。

ゼニカルは1日3回、食事中に飲む薬です。食後の服用ではありませんのでご注意下さい。

副作用は、胃のむかつきを覚える程度で、従来あったダイエット薬品によくみられた激しい眠気を催すなどはありませんが、扱いやすいからと言って一度に必要量を超えた分量を飲んだり、ゼニカルに頼ったダイエットは危険ですのでおすすめできません。ダイエットの基本は食事と運動で、それを助けるものとしてゼニカルがある、と言うことをお忘れなく。