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ワキガ・多汗症を治したい

ワキガとは、多汗症とは

ワキガとは、脇の下など特定の場所にある汗腺、アポクリン腺から分泌される汗が蒸れて、その汗の成分が細菌などによって分解されるときににおいを発するのですが、この臭う状態を「わきが(腋臭症)」といいます。

わきがは人種差が大きく、欧米人は約80%の人がわきが体質であるのに対し、日本人は約10%と非常に少なくなっています。また、遺伝性が強いので、片親がわきがの場合は約50%、両親がわきがである場合は約75%の割合で遺伝するとも言われています。アポクリン汗腺の活動は、思春期の頃から始まり、熟年以降、老化で衰えるまで続きます。

多汗症とは、一度に分泌される汗の量が人よりも非常に多いのが特徴で、自覚的な要素の多い病名ということになります。しかし、緊張しやすい人や太っている人、甲状腺機能の亢進している人なども多汗症は多く存在します。

多汗症は脇の下に限ったことではなく、手足、顔といった場所にも起こります。代表的な症状として、ワキの下から汗が流れたり、ワキの下の黄ばみ、原色のブラウスなどを着た時にできる汗じみが気になるといったものが挙げられます。

脇の下は密閉状態が続くため、汗をかきやすい場所の一つです。
なお、わきがと多汗症はよく混同されるようですが、同一のものではなく、多汗症の人がすべて臭いが強いということではありません。

治療法

大きく分けて2通りあります。

一つは、汗を抑えるためにボトックスを脇の下などに注射する方法。もう一つは、原因となるアポクリン汗腺を除去する方法です。

前者は、一度注射することで、約六ヶ月程度効果が持続するため、手術が怖い方にはこの方法をおすすめしております。治療時間も大変短く、10分程度で終わります。

根本的に治したいのであれば、後者の手術的に直す方法が考えられます。
当院では、もっとも効果がある剪除法(せんじょほう)を用いて行います。
この方法は、一つ一つのアポクリン汗腺を目で確認しながら取り除くので、片側で1時間程度と、時間はかかりますが確実な方法です。
においの強いわきが(腋臭症)の方は、保険診療も可能です。

アフターケア

術後は次のことに留意して下さい。

  1. 脇の下を切開するため、術後3〜5日間は圧迫します。
  2. シャワーは、手術後3〜5日間は、胸から下だけにして下さい。
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