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抜け毛･薄毛が気になる

最近髪の毛が薄くなったと感じる、あるいはそう他人から指摘を受けたりすることはありませんか？
これは、男性特有の病気、AGAである可能性があります。

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。

成人男性によくみられる髪が薄くなる状態で、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていくのが特徴です。
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられており、抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。

なぜ髪が薄くなるのでしょう

AGAにみられる脱毛部には、DHT（ジヒドロテストステロン＝男性ホルモン）が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなると、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細い短い髪の毛が多くなると全体として薄毛が目立つようになります。

プロペシア――薬で髪が濃くなります

このAGAを治療する画期的な治療薬が開発されました。その名も「プロペシア」。

飲む薬で抜け毛・薄毛を改善し、脱毛を防ぐものです。
塗るタイプの育毛剤・発毛剤と一緒に使えます。ミノキシジル含有の育毛剤やケトコナゾール含有シャンプーと併用するとより効果があります。

服用上の注意

このプロペシアは、服用する際に次のことに注意する必要があります。

1. 成人男性のみ、服用する事ができます。
2. 前立腺がんの検診を受ける人は、プロペシアを服用している事を必ず告げて下さい。
3. 健康保険の給付対象にはなりません。自費診療となります。
4. 6ヶ月間服用して改善が見られない場合は、必ず医師にご相談下さい。